CONCEPT
新しい伊手のかたちをつくる拠点
いでっと舎は、旧伊手小学校を活用して誕生した地域拠点施設です。
学校は長い間、子どもたちが学ぶ場所であると同時に、地域の人々が集い、交流する大切な場所でもありました。小学校の閉校により、その拠点が失われてしまうことは地域にとって大きな出来事でした。
しかし、地域の人々はこの場所を「終わり」ではなく「新しい始まり」として捉えました。
旧校舎を活用し、地域の人々が集い、地域外の人々ともつながる新しい拠点として再生する取り組みが始まりました。
いでっと舎は、単なる施設ではありません。
地域の人々が暮らしを続けるための場所であり、外から訪れる人々が地域と出会う場所でもあります。ここでは農業体験や文化活動、学びの場、滞在の場など、多様な活動が生まれます。地域の資源や人の力を活かしながら、新しい価値や関係を育てていくこと。それが、いでっと舎の目指す姿です。
ABOUT IDE
伊手について
伊手地区は岩手県奥州市江刺地域に位置する農村地域であり、豊かな自然環境と農業文化に支えられてきた地域です。地域の面積の多くを山林が占め、田んぼや果樹園が広がる風景の中で、人々は農業を中心とした暮らしを営んできました。主な産業は米づくりやりんご栽培、畜産などであり、自然とともに生きる生活文化が今も地域の中に息づいています。
また、この地域には郷土芸能や地域行事など、長い時間をかけて育まれてきた文化があります。獅子踊りなどの伝統芸能は、地域の歴史や人々の想いを次の世代へと伝えてきました。
DETAILS
施設全体の概要
いでっと舎は、宿泊、交流、学び、創作、農業、仕事など、さまざまな活動が交わる複合施設として運営されています。
旧小学校の校舎を活用しながら、それぞれの空間に新しい役割を持たせることで、地域の暮らしを支える場所として再生されています。
施設内には宿泊スペースをはじめ、地域の農産物を活用する加工スペース、創作活動を行うワークスペース、学習や仕事ができるスペース、地域の人々が集う交流スペースなどが設けられています。
これらの機能はそれぞれ独立しているだけでなく、互いにつながりながら新しい活動を生み出していきます。
地域の人が日常的に利用する場所でありながら、地域外の人々が滞在しながら地域と関わることができる場所でもある。
いでっと舎は、地域の暮らしと外から訪れる人々の出会いをつなぐ、新しい地域拠点です。
施設でできること
宿泊施設
いでっと舎では、地域に滞在しながらゆっくりと過ごすことができる宿泊スペースを整えています。
木の温もりを感じる落ち着いた空間の中で、自然豊かな伊手の風景とともに静かな時間を過ごすことができます。ドミトリータイプと客室タイプの両方を準備しています。
加工施設
施設内には、地域の農産物を活用するための加工スペースが整備されています。地域で生産された農産物を活かし、新しい商品づくりを行うことができます。
地域の農家や事業者が活用することはもちろん、体験プログラムとして加工体験を行うことも可能です。
居場所・創作活動施設
地域の人々が気軽に立ち寄り、交流できる場所として、創作や活動のためのスペースも設けられています。
木工や手仕事、文化活動など、さまざまな創作活動を行うことができます。
仕事・学習施設
施設内には、学習や仕事に利用できるスペースも設けられています。
子どもたちの学びの場として利用できるほか、ワーケーションやリモートワークの拠点としても活用できます。

運営法人について
一般社団法人いであいは、伊手地域の資源や人のつながりを活かしながら、持続可能な地域づくりを目指して設立されたまちづくり法人です。
旧伊手小学校を活用した「いでっと舎」の運営をはじめ、地域の農業や文化、暮らしに関わるさまざまな取り組みを通じて、地域の魅力を内外に発信しています。
地域に暮らす人々の想いを大切にしながら、訪れる人との新しい関係を育み、交流や学びの機会を生み出していくこと。それが、いであいの役割です。
この場所が、地域にとっても、訪れる人にとっても、新しい出会いと可能性が広がる拠点となることを目指しています。